移動ド唱法・読譜に関する書籍のご案内

大島俊樹氏（北関東支部会員）による「移動ド唱法・読譜」に関する書籍のご案内をいたします。

著者である大島氏の主な研究分野は、音楽理論、ソルフェージュ・楽典教育です。

『正しいドレミの歌い方　－楽器がなくても楽譜は読める－』

この本は、従来のようにソルフェージュと楽典を別々に分けるのではなく、階名唱を使うからこそ両科目を不可分に結びつけて学習できるように考案された教本です。

初学者からある程度以上勉強経験のある方まで、また、独習者はもちろん、子どもたちを教える指導者、合唱指導者など様々な方が使用できるようになっています。

楽器を使わずに自分の声と耳で音を取り、階名感覚を育て、また、ソルミゼーションや記譜法史にも触れることで、楽譜の意味をより深く理解できるようになります。

その他、音程、音階、旋法、調号などの楽典的知識を常に階名的な発想で学習できるように構成されています。どうぞぜひ手に取ってご覧ください。

◆鳴海史生・大島俊樹：共著　

『正しいドレミの歌い方　－楽器がなくても楽譜は読める－』

発行：アルテスパブリッシング

2018/A5判 180頁並製

［本体 1,800円 + 税］

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I028917454-00

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『階名唱（いわゆる「移動ド」唱）77 のウォームアップ集 ― 毎回のレッスンのはじめに』

この本は階名唱（移動ド唱）の土台となる理論や各音の取り方についての解説と、77曲の短いウォームアップ用ドリルからなります。視覚上の負担をなるべくなくすためにすべての楽譜にドレミが振られ、また曲ごとに調とドの位置が変わるため、初学者でも簡単に階名唱に慣れることができます。長調と短調を対等に練習できる点も長所です。

毎回の音楽レッスンでのソルフェージュだけでなく、合唱や吹奏楽などの基礎練習にもご活用ください。