陣内 直先生による「福岡ソルフェージュ・合唱セミナー」シリーズⅥ の第2回です。より美しく豊かな響きを求める合唱のための講座です。清潔なイントネーションで歌うこと、お互いの声部を聴き合うことの大切さ、ソルミゼーション(移動ド唱法)で歌うことの意義など、特にアカペラの合唱にかかせない大切なポイントについて、コダーイのコンセプトを通してご指導頂きます。皆様のご参加をお待ちしております。
【日時】
2022年
4月2日(土)14:00~17:00
4月3日(日)10:00~17:00
〈今後の予定〉
第3回 2022年7月30日(土)・31日(日)
第4回 2022年11月12日(土)・13日(日)
【会場】
福岡コダーイ芸術教育研究所 ホール
住所:福岡市中央区天神 4-7-18 永島ビル 4F
Tel :092-715-3155
【参加料】
二日間通し:一般10,000円/学生4,000円
一コマ:一般4,000円/学生1,500円
【対象】
合唱指導者・合唱経験者・コダーイシステムの音楽教育に関心をお持ちの方
【定員】
25名
【申し込み締め切り】
2022年3月25日(金)
【講師】
陣内 直
【シリーズⅥ 第2回の内容】
《J.S. Bach:Christe eleison》
バッハの音楽について、臨時記号をつかって、微妙な調性の変化を感じ取る。 移動ドの最大の武器、“読み替え” をどのように使うか、使う利点などを時間をかけて考えてみる。
《J.Brahms:Nr.12 Wenn Kummer hätte zu tödten》
ほんの短いメロディーに、普通ならあり得ない数の臨時記号を盛り込むことで、ふたつの調を混在させてある。臨時記号の読み方、調性の感じ方を練習することはもちろん、ブラームスがこの曲に盛り込んだ工夫を、余さず味わい尽くすことを目標にする。
《福島雄次郎:「朝の祈り」》
琉球音階を使った曲に取り組む。その半音を使った音階の魅力を味わう。作曲家が意図した対位法を簡単に分析し、その歌い方を工夫する。
この曲集全体にあらわれる独特のリズムを分析し、その特徴を知ることで、練習方法の工夫、指導法の工夫について考える。
【主催】
福岡ソルフェージュ・合唱セミナー実行委員会
【問い合わせ先】
逸見
電話:090-2583-1405
Mail:yumihemmi☆gmail.com(☆を@に変えてください)